未来電話
第2章・知らない男の子からの電話
眠りに着いてしばらくして電話がなった。


プルルル~♪


「なんだよ。こんな夜中に。」


ベットから起きて電話を取った。


「もしもし?!」


すると男の子の声で。


「おじいちゃん?」


こんな夜中になんで子供が?


そう思いながらも答えた。


「間違え電話だよ。」


「そんなはずないよ、番号あってるもん。」


「子供は寝なさい!じゃあね・・・。」


「あっまっ―――」


ブチッ!


眠かった事もあって冷たくそう言って電話を切った。


これがこの男の子との始めての電話だった。


翌日、俺は説明を受けるため勤務時間の1時間前にバイト先に向かった。


「じゃあ、この事務室で待っててください。」


そう言われ事務室のソファに座った。
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