マンガみたいな恋がしたい!


私は迷いながらそのイケメンを
後にし教室に戻った


出席をとってるときに私の
隣の人がいないこと気付いた


『授業初日から休む人とかいるんだ』


なんて思いながら1時間目が
始まった


授業中はさっきのイケメンで
頭がいっぱいだった


『何年生だろう…?

あの匂いはなんだろ?

香水かな?

にしてもイケメンだなぁ』


とかずっと考えてた


お昼になってお弁当を食べよう
と食堂に行くと1年~3年生が
たくさんいた

その中に一人ぽつんと座って
お弁当を食べようとしていたら


「ねぇ、一緒に食べない?」


いきなり声をかけられた。


「は、はい!」


「あ~よかったぁ~!わたし、
美緒!よろしくね♪」


「よ、よろしく!わ、私は小春っていいます…」


「敬語じゃなくていいよ~♪
1年でしょ?」


「うん…」


美緒ちゃんは私とは正反対な
イケイケギャルってカンジだった


「私さぁ~高校デビューなんだぁ」


「え?」


「中学んときは地味だったけど
高校入って髪染めて化粧して…

デビューしちゃった☆笑」


「そうなんだ!全然そんな見えなかったよ!」


私は自分と同じ種族っちゃあなん
だけど地味だったってとこに
親近感が湧いて仲良くなった



美緒ちゃんも少女マンガとかよく
読むみたいで今度私の家に来る
ことになった。

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