それでも好き!!
『ゴースト』『クリーチャー』主にこの2つが私のあだ名。お化けも化け物もたいして変わらないのにな…

あだ名の由来は[暗くて怖いから][居るか居ないかわからないから][周りがそう読んでるから]とか人それぞれ…
本当…嫌になる。

…くだらない。

そんな…みんなからしたらつまんない事を考えたら可憐に腕を掴まれた。

「何言ってんの!まずは挨拶に決まってるでしょ?」
「決まってんの?」
「ほら、行くよ♪」

私の話は無視…まぁ,良くある事だけど…

「あっ!おはよー羅伊那♪今年もクラス一緒だね!」
「マジ!?やった!宜しくねぇ~♪」
「澪も一緒だよ!」
「おぉ!居たのかクリーチャー!!宜しく♪」
「うん…宜しく」

可憐は羅伊那って人としばらく楽しげに話してた。
急に連れて来られた私の身にもなってよね…

そんな心の声が届くはずもなく可憐と羅伊那さん?はずっと話してた…

つまらなくなったので自分の席でまた読書をしていると次は慌てた様子で『城鐘 梨香』が来た。彼女もまた同じバスケ部。
だけどコスプレモデルをしている事はいまだ知らない。

「はぁ…はぁ……」
「大丈夫?」
「うん。それと明日から部活だって。」
「明後日からじゃないの?」
「明日から。」
「なんで?」
「5日後にあの神山学園と練習試合入れたらしい。」
「あのクソオヤジ…」
「じゃ!!」

それだけいい終わると次は可憐の所に行って同じ事を伝えてから自分のクラスへ帰って行った。

嵐みたいだったな…

梨香はバスケ部の中で一番頭が良くて言われたことは必ずやる。
だから私は梨香に頼りっぱなし。

…にしても明日から部活か。
嫌だな…
別にバスケが嫌な訳じゃない。
顧問のオヤジ…『高橋…』何とかが私は大嫌いだから部活に行きたくないだけ。
エロ本を部活の時間に読んだり女子にだけ手取り足取り教える。かなりエロいクソ野郎だ。

…それにしてもよくあの強豪で知られる神山学園と練習試合とれたな。
友達か?あのオヤジはなぜか色んなチームの先生と中がいいから…。
< 2 / 13 >

この作品をシェア

pagetop