ひとりぼっち
ひとりぼっち
朝―……
「眠っ………」
あ、早く学校行く用意しないと…
もうこんな時間だ
少し慌てて、学校へ行く用意をした
私、柊葵(ヒイラギアオイ)
高校2年
ごく普通の女………のつもり
まぁこんなことはどうでもいいか
私は学校に向かった
「おはよー」
「ねぇねぇ、昨日のテレビ見た?」
「見た見た!
めちゃめちゃ面白かったよね!」
いつもと変わらない他人の会話
毎日毎日同じことの繰り返し
朝起きて
学校に行って
家に帰って
寝る……
これの繰り返し…
一体、何が楽しいんだろうか…
何がそんなに面白いんだろうか…
この世界には、何もないのに…
まぁこんなこと考えても仕方がない
今日もまた
いつもと同じ毎日だ…