メイドな私とハプニング!


…東城君?!なんでいるの・・・。


そこにいたのはまさしく東城君だった。隣には金髪のこれまたカッコいい感じの人。ほー、二人とも仲良さそうですな。



なんて、感想を言ってる場合じゃなかったよ!


「えっと、おかえりなさいませ、ご主人様!今日はメイドさんデーになっております。何名様ですか?」


「うーんとね、あとからもう2人来るからー、4人席ってあるかな?」


「はーい、分かりました!では、こちらへどうぞっ」


良かったぁ、ばれてないみたい。ってゆーか…東城君ってこんなところに来るようなイメージなかったんだけどな…。


そんな考え事をしていると、私は店長さんに呼ばれた。



「ねーねー、柚ちゃん。今度ね、新イベントをやろうと思ってるのよ、うちのの店で!」


何がいいかしらねー、と言って私に答えを求めてくる店長。


「うーん…今度の出勤の時までに考えてきても良いですか?」


「ほんと?!柚ちゃん考えてくれるの?嬉しいわー。お願いね。あ、そうそう…今日のブログ、柚ちゃんの番よ?」


…え?家の店ではみんなが交代でブログを書くことになっている。


「今日って美琴さんの番じゃないんですか?」

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