メイドな私とハプニング!
「それがねぇ、美琴ちゃんが今日出られなくなっちゃって。ちょっと柚ちゃんに頼もうと思ったのよ。」
美琴さんは私と同い年のちょっと先輩。なんかお姉ちゃんみたいな美琴さんを私はさん付けで呼ぶことにしている。
「はーい、分かりました。じゃあ、今日の分書いておきますね」
私は店長と別れ、再びホールに戻った。
あれっ…東城君のテーブルに人が増えてる…。男子4人だな…あれは。
2人とも金髪の人に似た軽い感じ。茶髪と黒髪を混ぜたような感じの髪色の人とほんとに茶色の髪色の人が加わってる。
「あ、すみませーん、注文良いですか?」
きょろきょろと周りを見回してみる。…わたししかいないよね。つまり私があのテーブルの人に呼ばれたって意味だよね?
ヤバい…ばれたら相当ヤバい。。。
「はい、どうぞー。」
注文を順に聞いていくけど、なんだか東城君みられてる感じがしてびくびくしてしまった。
「ねぇ、君、ちょっと良いかな?」