メイドな私とハプニング!


「雅紀、何メイドさんを口説いてんだよ!」


「良いんだよ、こんなやつの誘いに乗らなくて!」


…うぇ、ばれた?


ちょっと良いか、と聞いたのは東城君だった。絶対私に聞くためだよね?!




「…何のことでしょうか?」


「なんかね、知り合いに似てる気がするんだ。」


知り合い…そうだね、知り合いだね。にこっと笑ったままの東城君が余計に怖い!!



「…どこまで行きましょうか?」



「ん、この建物の裏で良いよ。手短に済ませるから。」


どうしよう、本気でばれてる気がする。

んー・・なんでだろ。メイクだって完璧だし…しかも髪型はツインテール。ばれるわけないと思う。
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