メイドな私とハプニング!


やっぱり持つべきものは友達なんだな・・・って改めて思った。


「で?東城君のことはどうするの?」


そう聞いてきた樹奈。やっぱり興味があるのは雅紀か。。。


「うーん…どうしたらいいのか分かんないの。なんか雅紀の前で泣いちゃったままだし…なんて言っていいのかわかんないんだよね。」



「ってゆーかさ、なんで東城君が雅紀になってんの?」


…あぁ、言ってなかったか。



「えっとね…あのー・・言いづらいんだけど、雅紀に東城君じゃなくて雅紀って呼べって言われちゃって。」


「ふーん、そっかそっか。…東城君がそんなことをねぇ。」



にやっと笑った樹奈。なんか怖いよ?!



「あ…ちょっと私急用を思い出したから帰るね。結弦、それはねー…自分で考えてこそ答えが出るのよ!!じゃあねー☆」



…なんかすごい勢いで樹奈が帰って行った。
< 39 / 54 >

この作品をシェア

pagetop