らぶ★ちゅー


1回目より、深いキス。


もうそろそろ『千葉くん』って呼んだら、くどいかな。


それでも。


「・・・・・・千葉くん」


そう呼ばずにはいられない。


「・・・知穂、誘ってる?」


かあああああ。


一気に顔が赤くなった気がした。


だったら・・・。


「だったら、あたしのこと・・・嫌いになっちゃうの・・・?」


いやな奴だ、って思う?


「・・・・・・反則なんだよ、お前」


千葉くんは自分の髪をくしゃっと触ると、あたしを地面に押し倒した。


ふかふかの草が気持ちいい。


じゃなくて・・・!


「・・・んんっ・・・ちょ、と・・・」


千葉くんさっきあたしのこと『お前』って言った!


「さっ、はぁっ・・・んぁ・・・」


しゃべりたいのに、それを許してくれない。


さっきとは打って変わって、激しいキス。


千葉くんの舌があたしの舌を絡め取る。


逃げようとしても、逃がしてくれない。


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