らぶ★ちゅー
―――――い
――――――おい
・・・・・・ん。
誰かがあたしの肩を揺らしてる。
「―――――おいっ」
・・・千葉くんの声?
「おいっ!起きろ!」
「・・・ん~・・・・・・」
あたしはゆっくりと目をあけた。
開いたわずかな隙間から入ってくる光がまぶしい。
あれ、あたし、寝ちゃったのかな。
「お前な~・・・人がせっかく帰ってきてやったのに、出迎えなしかよ」
・・・・・・え?
頭が混乱する。
誰、と認識するのに時間はかかんなかったけど。
ん、ちょっと待って。
「・・・何で?」
「いや、何が」
目の前で笑う君は、あまりにも懐かしすぎて。
いや、確かに今日会う予定だったんだけど。
そのトキがくるのが、あまりにも突然すぎた。