君との愛は無限大∞
「それなら大丈夫!翔に頼んでおいたから、誰か連れてくるはずっ」
なるほど〜
って!
「誰かって...誰だよっ」
紗季が翔くんとラブラブしたら、あたし気まずいじゃん。
サゲポヨ〜。
紗季はそんなあたしに気づいたみたいで、励ましてくれた。
「翔の友達なら大丈夫だって!だからテンションあげてよ〜!!」
微笑む紗季。
「…」
あたしは無言で紗季を見た。
…でも、まあいっか!
新しい遊園地に行けるのは紗季のお陰なんだし。
むしろ紗季に感謝しなきゃね!
「うんっ!紗季ありがとう!明日は楽しもうねっ」
あたしは笑顔で紗季に言ったら、紗季も笑顔になった。
「やっと笑った!やっぱ梨沙は笑顔じゃないとネ!」
“梨沙には笑顔しか似合わないよ”って紗季は言ってくれた。