君との愛は無限大∞
「ねぇねぇ、君1人ぃ?」
2人のうちの金髪の男が、あたしに話しかけてきた。
気持ち悪い話し方。
気持ち悪い笑顔。
あたしは怖くて、何も言うことができなかった。
「あれぇ?シカトは悲しいなぁ」
金髪があたしの肩に手を置いた。
背筋が凍りついたようにゾクゾクした。
寒気がする。
足がすくむ。
体が震える。
あたしの頭の中は真っ白で、ただただその場に突っ立っていた。
「おい、連れてこーぜ」
もう1人の茶髪の男が金髪を促すように言った。
「りょ〜か〜いっ!」
腕を捕まれた瞬間、あたしは何が起こっているのか理解した。
「…いっ……ぃやぁああぁあああぁ!!!!」