君との愛は無限大∞
そのまま、夢は途絶えた。
この前見た夢と、全く同じ。
いつも同じところで途絶えるんだよね。この夢。
でも、今日は少し違う。
はっきりと顔が見えたんだ。
あたしは誰かわかったよ。
振り返った瞬間、……この人!ってね。
〜♪〜♪〜♪
あたしは携帯の着信音で目を覚ました。
ディスプレイには“紗季”の文字。
明日のことかな?って思いながら、あたしは携帯を開いた。
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from:紗季
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明日10時に
駅前集合ね〜☆
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「やっぱりねっ」
了解!とだけ返信して、携帯を閉じた。
明日……。
紗季のために頑張んなきゃっ!!
あたしは自分に気合いをいれた。