僕の世界は一日限り【BL】
食べ終わり、
また茶を淹れて、部屋に戻った。
「何かちょっと眠そうですね?」
「んー、昨日寝るの遅かったかな?」
日記がかなりの長文だし、
多分そうだったんだと思う。
マグカップをテーブルに置いて、
座っていたベッドに寝そべると、
うっかり寝てしまいそうだ。
起きろ、起き上がるんだ、俺!
「無理しないでくださいね」
そう言いながら、
彼の手が俺の顔に被せられた。
いい具合に暗くなってより眠気が出てくる
「ちょ、耐えられないんで止めて」
人が折角格闘してるのに、
その努力を無に帰す気か!
「寝てもいいですよ。
おれ起きるの待ってますから」
いやいや、さっきまでだって
大分待たせてるのに、これ以上は……