僕の世界は一日限り【BL】
そんな事を思って、
気がついたらずっと、
彼の事ばかりを考えていた。
好きなんだろうなと、思った。
そうしたら、伝えてみたくなった。
思いを伝えても、笑ってくれるだろうか。
駄目だったとしても、
嫌だったとしたら、
彼はすぐに忘れてくれるだろう。
いや、そういうのはメモしてしまうのか?
でもきっと、彼の性格からして、
おれを拒絶する事はないんだろう。
困ってる人や泣いてる人をほっとけない、
中途半端にお人よしなんだと、
自分で言ってた。
あの人に嫌われたら、多分おれ、泣く。
まあ、そんなの杞憂に終わったんだけど。
おれもビックリした。
まさか、受け入れられるとは思わなかったから。
嬉しくて、嬉しくて、どうしようもなかった。
そしたら、いきなり写真を撮られた。