君へ。
カラオケ好きの4人が集まればもう盛り上がって仕方がない。
アタシはそんなに上手い方じゃないからちょっとだけ歌う程度にした。
木田クンの歌う姿に見とれるあまりにまたゆうちゃんがまたからかって来たけどこの際気にしないでいた。
そしてとんでもないチャンスが来た。
「なぁ!この曲知ってるやろ?」
木田クンがいきなり歌本を見せながら話しかけて来た。
『どれ?』
アタシが本を覗き込むと、前に貸し借りしたCDのバンドのページだった。
『あー♪これいいよなぁ!歌うん?』
「歌おうかと思ってんやけどなー、あんま歌った事ないから一緒歌おうや!」
………………デュエット?
えーっ!めっちゃ緊張するやん!!でも歌いたい…。
『…えぇよ!アタシ音痴やで?』
「オレも音痴やからちょうどいぃやん!」
笑ってマイクを渡す木田クンが何だかいつもより輝いて見えるよ。
生きて来た中で1番最高なクリスマスだ。
それから何曲か一緒に歌った。
ゆうちゃんが耳元で良かったねって言って来たからかなり恥ずかしかった。
アタシはそんなに上手い方じゃないからちょっとだけ歌う程度にした。
木田クンの歌う姿に見とれるあまりにまたゆうちゃんがまたからかって来たけどこの際気にしないでいた。
そしてとんでもないチャンスが来た。
「なぁ!この曲知ってるやろ?」
木田クンがいきなり歌本を見せながら話しかけて来た。
『どれ?』
アタシが本を覗き込むと、前に貸し借りしたCDのバンドのページだった。
『あー♪これいいよなぁ!歌うん?』
「歌おうかと思ってんやけどなー、あんま歌った事ないから一緒歌おうや!」
………………デュエット?
えーっ!めっちゃ緊張するやん!!でも歌いたい…。
『…えぇよ!アタシ音痴やで?』
「オレも音痴やからちょうどいぃやん!」
笑ってマイクを渡す木田クンが何だかいつもより輝いて見えるよ。
生きて来た中で1番最高なクリスマスだ。
それから何曲か一緒に歌った。
ゆうちゃんが耳元で良かったねって言って来たからかなり恥ずかしかった。