君へ。
すると時間の知らせのコールが鳴り延長は無理らしかったからカラオケ屋をすぐに出た。

幸田クンはずっと「歌い足りねぇ…」と、呟いている(笑)

時間を見ると1時前だった。



明日休みだからいいけど、ゆうちゃんデートなのに大丈夫かな…。
すると案の定ゆうちゃんが、
「アタシ明日予定あるから帰るわー」


「マジで?ほんならそろそろ解散するかー」

木田クンが欠伸しながら言う。
仕事帰りに来たもんなー。疲れとるよな。

幸田クンもそうするかーと言ってケータイを見た。


『ふぁー…』
アタシも思わず欠伸をしてしまう。

「眠い?」

『えっ!見た!?』
木田クンがニヤリとしながら横目で見てくる。
恥ずかし過ぎる…。


「じゃ!かいさーん!また月曜日〜♪」
と、言って幸田クンは帰っていった。んじゃ、オレも!と木田クンも帰って行く。

二人共手を振りながら車に乗り込んで帰った。
アタシは木田クンの後ろ姿を見ながらぼーっとしているとゆうちゃんが
「帰ろうか!」

『うん!』
アタシもゆうちゃんの車に乗り込み帰った。

車の中でゆうちゃんは楽しかった?と聞いてくる。

もちろんアタシは楽しかったっ!!と笑顔で返した。
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