君へ。
第6章 2008年
年末年始、仕事に休みなんかなくぎりぎりまで働いた。
おかげで掃除する暇なんか無くて結局唯一31日の休みに急いで部屋を掃除するはめに。
そんな中木田クンとのメールはなんだかんだ続いていた。
メールが来る度ににやけるアタシ。
そのせいでお母さんに気持ち悪いと言われた(笑)
掃除も終えて居間でゆっくりしているとお母さんがみかんを持ってこたつに入って来た。
「あんたいつまで休みなん?」
みかんの皮を剥きながら聞いてきた。アタシもみかんを手に取り、
『あー、4日まで』
「えぇ!?姉ちゃんでも6日まであるのにから!」
アタシには3つ上の姉がいる。
『そんなん言ったって仕事頼まれたらしゃあないやん』
みかんを頬張りながらお母さんを見る。
「あんたすぐ風邪引いたりすんねんから気いつけやぁ?」
『ハイハイ』
お母さんは心配しすぎだ。
もっと働いてる人はたくさんいる。アタシなんてまだいいほうだろう。
おかげで掃除する暇なんか無くて結局唯一31日の休みに急いで部屋を掃除するはめに。
そんな中木田クンとのメールはなんだかんだ続いていた。
メールが来る度ににやけるアタシ。
そのせいでお母さんに気持ち悪いと言われた(笑)
掃除も終えて居間でゆっくりしているとお母さんがみかんを持ってこたつに入って来た。
「あんたいつまで休みなん?」
みかんの皮を剥きながら聞いてきた。アタシもみかんを手に取り、
『あー、4日まで』
「えぇ!?姉ちゃんでも6日まであるのにから!」
アタシには3つ上の姉がいる。
『そんなん言ったって仕事頼まれたらしゃあないやん』
みかんを頬張りながらお母さんを見る。
「あんたすぐ風邪引いたりすんねんから気いつけやぁ?」
『ハイハイ』
お母さんは心配しすぎだ。
もっと働いてる人はたくさんいる。アタシなんてまだいいほうだろう。