君へ。

メール

正月休みもあっという間に過ぎ出勤日。


久しぶりの仕事でダルさを感じつつやっとお昼ご飯。
アタシは完全に落ちていた。



「…どしたの?」

ゆうちゃんが心配して聞いてくる。アタシは少し顔を上げて小さく呟いた。



『……メール』

「メールが何?」


『木田クンとのメール止まっちゃった』
ため息をしながらアタシは説明した。

「マジで!?」

『うん。年明けしてから数が少なくなってって1日一回とかなっていつの間にか止まってた(笑)』

テヘッと笑うアタシの顔を見てゆうちゃんは深くため息をつく。


「結構続いてたのに〜あんたらは……」


完全に呆れてるゆうちゃん。

そんな事言ったって、アタシは返って来たらちゃんと返してたもん。

木田クンが忘れてたかなんかで返してないんだもん。



ちょっとショックだけどねー。
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