君へ。
試合も終盤にさしかかって来た。皆結構バテて来ている。
いやー、しかし木田クン!
やっぱ上手いわー。ちょろちょろ動き回ってボールを返して来る。
そして、こっちのボールがあっちのコートに行った時ボールの先には…
アタシはとっさに叫ぶ。
『ゆうちゃん!!危ない!!!』
ぼーっとしてたゆうちゃんはボールに気付いたが…もう時はすでに遅かった。
バチーーーン!!!
バタン!!
ボールはゆうちゃんの肩らへんに当たり倒れ込むゆうちゃん。
ボールを打った人はオロオロしてたけどそんなの気にせずアタシはゆうちゃんの元へ走った。
『ゆうちゃん!大丈夫!?肩!?肩痛い!?』
顔を歪めて肩を押さえるゆうちゃん。女の係りの人が走って来て、
「大丈夫!?早く手当て出来る場所へ!」
そう言ってついてくるよぉに促す。アタシがおんぶしようとすると、
「オレする」
と、木田クンがひょいっとゆうちゃんをおんぶした。
『あー、ありがと…』
「いいえ」
ニコッと笑ってスタスタと行ってしまった。
……ぎゅう。
お?何だ今の。なんか……腹の奥が絞られるよぉな。
そんで心臓がいきなり大きく波打つ。
やべー…救心買おうかな。
なんてバカな事を思っていると、
「梅田サン、試合これで終了やって」
幸田クンがポンっと肩を叩いてきた。
『あっ!あーホンマに?…それにしてもゆうちゃん大丈夫かなぁ?』
そう言って幸田クンを見上げた。
「うん…」
………ん?元気ない?あぁ!ゆうちゃんが心配すぎて!?
だよねー気にいってるみたいやったしなー。
こうして研修は終わった。
いやー、しかし木田クン!
やっぱ上手いわー。ちょろちょろ動き回ってボールを返して来る。
そして、こっちのボールがあっちのコートに行った時ボールの先には…
アタシはとっさに叫ぶ。
『ゆうちゃん!!危ない!!!』
ぼーっとしてたゆうちゃんはボールに気付いたが…もう時はすでに遅かった。
バチーーーン!!!
バタン!!
ボールはゆうちゃんの肩らへんに当たり倒れ込むゆうちゃん。
ボールを打った人はオロオロしてたけどそんなの気にせずアタシはゆうちゃんの元へ走った。
『ゆうちゃん!大丈夫!?肩!?肩痛い!?』
顔を歪めて肩を押さえるゆうちゃん。女の係りの人が走って来て、
「大丈夫!?早く手当て出来る場所へ!」
そう言ってついてくるよぉに促す。アタシがおんぶしようとすると、
「オレする」
と、木田クンがひょいっとゆうちゃんをおんぶした。
『あー、ありがと…』
「いいえ」
ニコッと笑ってスタスタと行ってしまった。
……ぎゅう。
お?何だ今の。なんか……腹の奥が絞られるよぉな。
そんで心臓がいきなり大きく波打つ。
やべー…救心買おうかな。
なんてバカな事を思っていると、
「梅田サン、試合これで終了やって」
幸田クンがポンっと肩を叩いてきた。
『あっ!あーホンマに?…それにしてもゆうちゃん大丈夫かなぁ?』
そう言って幸田クンを見上げた。
「うん…」
………ん?元気ない?あぁ!ゆうちゃんが心配すぎて!?
だよねー気にいってるみたいやったしなー。
こうして研修は終わった。