君へ。
嘘か本当か
『てゆうか、ゆうちゃんと一緒に働いてる人が聞いたって言ってたある人って誰だよ!』
ある日の休日。
ゆうちゃんと買い物ついでに語りまくろうという事でいつものファミレスヘ。
「それ気になるとこだね」
ゆうちゃんが冷静にココアを飲みながらうんうんと頷いている。
もう3月に入り少しずつではあるけど暖かくなり始めている。
今日も本当にいい天気でぼーっとしがちであるけど、アタシはあの話を聞いてから頭の中がモヤモヤしっぱなしだった。
『その人が全てのカギを握ってんだよね』
「うんー。だからといって直接聞いて答えてくれる訳じゃないし」
『言う訳ないよなぁ。本人なんかに』
アタシはハァとため息をつきながら外を見ていた。
「木田クン、あれからなんかあった?」
『…なーんも。顔すらまともに見てない……』
「まぁ、忙しい時期だしね!アタシらも残業ばっかでしんどいよー」
『あぁ、もう殺人並だよね』
最近残業続きで正直恋どころでは無かった。
ある日の休日。
ゆうちゃんと買い物ついでに語りまくろうという事でいつものファミレスヘ。
「それ気になるとこだね」
ゆうちゃんが冷静にココアを飲みながらうんうんと頷いている。
もう3月に入り少しずつではあるけど暖かくなり始めている。
今日も本当にいい天気でぼーっとしがちであるけど、アタシはあの話を聞いてから頭の中がモヤモヤしっぱなしだった。
『その人が全てのカギを握ってんだよね』
「うんー。だからといって直接聞いて答えてくれる訳じゃないし」
『言う訳ないよなぁ。本人なんかに』
アタシはハァとため息をつきながら外を見ていた。
「木田クン、あれからなんかあった?」
『…なーんも。顔すらまともに見てない……』
「まぁ、忙しい時期だしね!アタシらも残業ばっかでしんどいよー」
『あぁ、もう殺人並だよね』
最近残業続きで正直恋どころでは無かった。