君へ。
ゆうちゃんが電話を切ってからもケータイを耳にあてたまま固まっていた。
そのうち手汗をかき、ケータイがズルリと落ちた。
ゴトッという音で我にかえる。
『……用意…せな』
アタシは震える足に無理矢理力を入れて立ち上がる。
ただ、サイフとケータイだけをにぎりしめ外に飛び出した。
家の前に座ってゆうちゃんを待つ間が地獄のように長く感じる。
木田クンが心配で心配でどうしようもなかった。
するとゆうちゃんの車が目の前に急ブレーキで停まる。
すぐに車に乗り込んだ。
そのうち手汗をかき、ケータイがズルリと落ちた。
ゴトッという音で我にかえる。
『……用意…せな』
アタシは震える足に無理矢理力を入れて立ち上がる。
ただ、サイフとケータイだけをにぎりしめ外に飛び出した。
家の前に座ってゆうちゃんを待つ間が地獄のように長く感じる。
木田クンが心配で心配でどうしようもなかった。
するとゆうちゃんの車が目の前に急ブレーキで停まる。
すぐに車に乗り込んだ。