君へ。
第4章 心変わり
それは秋になり少し肌寒くなり始めた日の午後の事だった。

「梅田サン!今度うちの班だけで飲み会やるんだけどいつ空いてる?」


『飲み会?』


めっちゃ楽しそう!
すっかり飲み会好きになったアタシ。行かない訳にはいかない。



『いつでもいいですよ!楽しみにしてます♪』


「ホント?多分まだ会った事ない夜勤組のやつとかも来るから楽しいと思うぞ!」


『夜勤組?』


「普段はすれ違いで会わないから知らない奴もいっぱいおると思うで!」


『へー!』


夜勤の人かぁ。
会った事ないし会ってみたいなー。











その飲み会がアタシを惑わせる出会いの場となる。
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