生きる意味
教室に入って来るみんなに挨拶をした。
『…』
みんなからの返事は無い。
この時、私は変な不安を覚えた。
間も無くして私がいるグループの愛海、梨里佳が教室に入ってきた。
「あっ、愛海と梨里佳おはよッ★今日、やけに無視されてるんだけどなんかうちしたかな?!」
『…っんだよ。』
あまりに小さな愛海の声だったので、
「えっ?聞こえないからもう一回言って!?」
と聞き返してしまった。
『うぜえって言ってんだよ!!』
教室にいる全員が私達に視線が降り注いだ。
「…うざいって?何で?」
私はか細い声で訪ねた。
『いつでもうちらにまとわり付いてきて、気持ち悪いんだよ!』
愛海の隣で梨里佳はそうだ、そうだと言いたげな顔をしている。
頭が真っ白になった。
何で、金曜日は普通だったのに…。
私、愛海と梨里佳に何かした…?