秘密ごと

「そんなに?」


「そう!まじであれはやばいから!!!
‥って、千晴にこんな話しても興味ないかあ」


優香は一気にテンションが下がった。


「興味がない訳じゃないけど、今は恋する気分じゃないから。」


「千晴もったいないよー!せっかくそんな可愛い顔してんだから、恋くらいしなくちゃ!」


「可愛くないからねー、もう第一に、集会やらなんやらで恋なんてしてる暇ないし。」


「そんなのつまんなーい。」


「私はなんだかんだで楽しいからいいの!
そろそろ授業始まるよ。自分の席に戻りなよ。」


私はそう言って、優香に自分の席に座るように言った。


-
< 10 / 19 >

この作品をシェア

pagetop