秘密ごと
知られた!!?
次の日もいつも通り学校に行って教室に入り、優香と話してた。
「なんか廊下騒がしくない?」
「確かに。何かあったのかな?」
優香とそう話してたときだった。
「本堂千晴ちゃんいる?」
その一言で一斉にみんなの視線は私に集まる。
って、え?私?何で?てゆか、この人誰?
私が混乱してると、隣から優香が何か言ってきた。
「ちょ、千晴!悠真くんと知り合いなんじゃん!」
あー!この人が大月先輩なんだ。‥みんなが騒いでるだけあって、確かにカッコいいなあ。
って、そんなこと思ってる場合じゃなーい!
私は頭をブンブン振って口を開いた。
「し、知らない、知らない!」
私が慌てて否定するけど優香はニヤニヤするだけ。
とりあえず、私は大月先輩に向かって返事をした。
「はい、本堂は私ですけど。」
私がそう言うと、大月先輩はニコッと笑いながら喋り始めた。
「ちょっと話あるんだけど、今いいかな?」
大月先輩がそう言った瞬間、女子の悲鳴が聞こえた。
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