【短】物足りないから、もう一回!!
「いっ…た………」


「「「繭!?」」」

部長や木暮先輩、色んな人が駆け寄って来た。


反対側のコートの男バスの人達もこちらを見てる。


「大丈夫!?」


「あ…大丈夫です!!」

笑いながら立とうとすると、足に鋭い痛みが走った。

「っ……!?」


「やったか…」

木暮先輩はため息をついて、私の前にしゃがみ込んだ。


そして、私は木暮先輩に足を動かされる。

「いっ!!」


「…くじいたかな。」

木暮先輩はそう言って、皆が見てるなか、私を抱き上げた。

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