【短】物足りないから、もう一回!!
しかもそれは、いわゆる『お姫さまだっこ』というやつで……


「せ、せ、先輩!?」


「繭は俺が保健室連れてくから。練習続けて。」


部長は口をポカーンと開けながら

「う、うん。わかった…」

と言った。


部長だけじゃない、他の皆も……


恥ずかしい〜〜!!


私は木暮先輩の肩に顔を埋めた。


先輩は、そのまま体育館をあとにした。

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