【短】物足りないから、もう一回!!
ラスト!!
「失礼します」

ガラッと保健室の扉を開けると、そこには誰もいなかった。


ここに来るまで誰ともすれ違わなかったし…


よかった!!


先輩は私をイスに座らせてから湿布を探し始めた。


……皆の前で…お、お姫さまだっこされちゃった…


恥ずかしい……


顔合わせらんないよぉ!!


そんなことを考えていると、足首がヒヤッとした。


「うひゃあ!!」


「ふ……なんて声あげてんの。」

先輩は笑いながら、保健室の使用表を書き込み始めた。


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