【短】物足りないから、もう一回!!
「はぁはぁはぁ……」

肩で息をしながらも、校門にたどり着くとそこには……



「倉橋繭!!遅い!!」


不機嫌な顔をした大好きな木暮先輩の姿。

「せ、先輩…私さっき掃除終わったばかりで、一分でここまで来たんですよ?」

私がそう言うと木暮先輩は私の鼻をつまんで、


「シュートを七本も外すからだろ〜」

無表情でそう言った。


< 3 / 19 >

この作品をシェア

pagetop