【短】物足りないから、もう一回!!
「じゃあ先輩は私のこと名前で呼べますか!?」


「繭」

突然名前を呼ばれて、顔が赤くなるのがわかった。


「呼んだぞ。ほら繭も」



「うぅ……!!」

どーしよー!!

一人でパニックに陥っていると見慣れた家が見えてきた。



「あっ!!

木暮先輩、送ってくださってありがとうございました!!

で、ではさよなら!!」


「あっ!!こら!!」


木暮先輩が引き止めるのも聞かずに、私は家に逃げ込んだ。


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