大好きなのに…。どうして。


「えっ?嘘?……最低だよ。」

「ハァ?」


「あたしはこんなにもあんたの事思ってた。告白されてスッゴいうれしくて、気が付けば目であんたを追っていた。早くデートしたいと思った。なのに…。」


「はっ?キモっ!」


―――――――パシッ!


「…ってぇ。てめぇなにしてんだよ!」


「ハァ?うるっさいなー。説教ぐさいのあたし嫌いなの。だからさっさとこの服の手、離してくんない?殴りたかったら殴れば?アハっ。ってかあんた、女に手ぇ出せんの??」


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