【完】幼なじみはPLAY BOY


「行くぞー。ちゃんと掴んでろよ」

「ん///」

俺は、柚の家まで全力疾走した。

やべ…さすがにちょっと疲れたな。

「陽ちゃん、タオル貸すから上がって!」

「おぉ、サンキュ」

俺は「おじゃましまぁーす」と言い柚の家に入った。

うわぁ…久しぶりだな、この感覚。

って…あれ…?

「柚、親は?」

「ぁー今ね、おじいちゃんの方に行っちゃってるの。お兄ちゃんも彼女ん家でー。だから今日一人なんだ」

「ふぅん…俺ん家来る? オフクロも久しぶりに柚に会いたい、って言ってたし」

「ほんと?! んじゃ、行く!」

柚は、「はい!」と俺にタオルを渡した。

「ん、サンキュ」

渡されたタオルで、とりあえず髪を拭いた。


< 108 / 263 >

この作品をシェア

pagetop