【完】幼なじみはPLAY BOY
「行くぞー。ちゃんと掴んでろよ」
「ん///」
俺は、柚の家まで全力疾走した。
やべ…さすがにちょっと疲れたな。
「陽ちゃん、タオル貸すから上がって!」
「おぉ、サンキュ」
俺は「おじゃましまぁーす」と言い柚の家に入った。
うわぁ…久しぶりだな、この感覚。
って…あれ…?
「柚、親は?」
「ぁー今ね、おじいちゃんの方に行っちゃってるの。お兄ちゃんも彼女ん家でー。だから今日一人なんだ」
「ふぅん…俺ん家来る? オフクロも久しぶりに柚に会いたい、って言ってたし」
「ほんと?! んじゃ、行く!」
柚は、「はい!」と俺にタオルを渡した。
「ん、サンキュ」
渡されたタオルで、とりあえず髪を拭いた。