【完】幼なじみはPLAY BOY



「んーっ! 終わったぁ…」

そうだ…やることないし、久しぶりに…。

あたしは棚から、高校のアルバムを取り出した。

「…わぁ」

陽太がすごい幼く見える。

あたしはアルバムに夢中になってしまい、夕方まで中学、小学校、幼稚園のまで見ていた。

「何ニヤニヤしながら見てるんだよ」

「ふえっ?!」

顔をあげると、ニッと笑っている陽太の顔。

「ど、どうしたの?」

早くない?!

「昨日、溜まってた仕事終わらせたからなー。直迎えに行くまでまだ時間あるし…」

これは…まさか…

「一ヶ月ぶりの相手よろしく♪」

…やっぱり。



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