【完】幼なじみはPLAY BOY


「僕が、ママのこと大好き?って聞いたら、教えてくれた!」

「…そっか」

「嬉しいの?」

「うん! すっごい嬉しい!」

直は、ニヒっと笑った。

「よし! じゃあ、そろそろ寝よう」

「うん!」

あたしは、直と一緒に寝室へと行った。

直を寝かしつけ、再びリビングに戻った。

「…まだ寝てる」

バカじゃないの…陽太。

「…大好きより、もっと好き」

そう呟いて、陽太の額にそっと唇を落とした。

「口には?」

「ぇ…」

見ると、陽太がニッと笑っている。

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