【完】幼なじみはPLAY BOY


あっという間に昼休みの時間。

「…戻るか」

「ぁ…うん」

「柚、先行けよ」

誰かに見られたら、柚は質問攻めに遭うことが目に見えている。

「うん…また、ね?」

「おう!」

柚はハシゴを降りて行き、屋上を出て行った。

さて、と…俺も戻ろ。

俺も屋上を出て、購買へと向かった。

「ぁ! 陽太!」

「おぉ、大地。購買相変わらず混んでんなー」

「ほれ」

「ん?」

大地は俺の胸に、パンを押し付けた。


< 67 / 263 >

この作品をシェア

pagetop