【完】幼なじみはPLAY BOY
「おぉ、大丈夫だよ。あんたも、わざとじゃないんだろ? だったら気にすんな!」
「とりあえず、保健室行け」
「ん、そうする。バスケ部の顧問によろしく頼むよ」
「りょーかい!」
足がちょっと痛む…打撲、かな。
俺は少し足を引きずりながら、保健室に向かった。
保健室に着けば、先生が足に湿布を張ってくれた。
「軽い打撲ね。低い位置からだったからかしら。でも、今日は安静にしてなさい」
「はい…」
ちぇっ…。
受験で鈍った体、動かしたかったのに…。
「少し空けるけど…じっとしててね」
「わかりました…」
この足じゃあんま動けないし…。
家までどうすっかなぁーっ…。