チョコレートシェイク
何しゃべってるんだろう…
楽しそうに話す奈津美を見て、気づかない内に膨れ面になっていたらしい。
「沙里がご機嫌斜めになっちゃうから変わりまーす〜」
奈津美が携帯を私に渡した。
「何怒ってるん?」
櫂くんはケラケラ笑いながら言った。
楽しんでる…
「別に何も怒ってないもん。」
かわいくないなァ↓つくづく思う。
「お客さん来たから切るわ〜」
「えっ?あっ、はい」
毎回こんな感じで数分喋って終わり。
世間一般のカップルの電話とは違う。
「何かいい感じじゃあん〜」
イイ感じなのか?
実際私は櫂くんの事何も知らないままだし、櫂くんも私の事何も知らない。
仕事って言ってるけど、それすら疑わしいくらいだし。
まぁ、出逢って数週間、しかも正味1時間くらい酔っ払った状態で少し話しただけだし。
「でもさ、地元ならまだしも、こんな離れたとこにいる女に営業かける必要なくない?」
奈津美がボソッと言った。
楽しそうに話す奈津美を見て、気づかない内に膨れ面になっていたらしい。
「沙里がご機嫌斜めになっちゃうから変わりまーす〜」
奈津美が携帯を私に渡した。
「何怒ってるん?」
櫂くんはケラケラ笑いながら言った。
楽しんでる…
「別に何も怒ってないもん。」
かわいくないなァ↓つくづく思う。
「お客さん来たから切るわ〜」
「えっ?あっ、はい」
毎回こんな感じで数分喋って終わり。
世間一般のカップルの電話とは違う。
「何かいい感じじゃあん〜」
イイ感じなのか?
実際私は櫂くんの事何も知らないままだし、櫂くんも私の事何も知らない。
仕事って言ってるけど、それすら疑わしいくらいだし。
まぁ、出逢って数週間、しかも正味1時間くらい酔っ払った状態で少し話しただけだし。
「でもさ、地元ならまだしも、こんな離れたとこにいる女に営業かける必要なくない?」
奈津美がボソッと言った。