続★好き、好き、大好き。
陽平くんに嫌われてしまったりしたら、あたしきっと生きていけない。
大袈裟かもだけど、本当にそう思う。
「……てわけで。白鳥菜月、陽平くんにメールを送ります!」
誰に言うでもなく、そう叫ぶ。バカらしいけど、そうしないといつまでたっても送れない気がしたから。
送信ボタンを押すと、瞬時に画面に映る『送信しました』の文字。
あんなに時間をかけて悩んでいたのに、ものの数秒で陽平くんのもとへと送られていった。
それが何だか妙に思えた。