サッカー大好き少年

「部活…今日ちょっとみたんだけど、大変そうだね…」



「まあな…でも楽しいから全然我慢できる、むしろ足りないくらいだな！」



「そうなんだ…何かうらやましいな、そんなに夢中になれるものがあって…」



「まぁ俺の夢は世界一のサッカー選手になることだからな。
そのためにヨーロッパでサッカーがしたいんだ。
優奈は何かやりたいことねえの？」



「カッコイイね！
私は何もないよ…勉強だってただやってるだけだし、」



「まぁその内見つかるよ！無理して見つけることないし！」



「そうだね…あっ家着いた。
わざわざ送ってくれてありがと…」



「また明日な、それじゃ」




（よしっ走って帰るか！）


亮輔は勢いよく走り出した！

それを優奈は切なげに見つめていた。