サッカー大好き少年
先輩達からキックオフ。


やはり3年生は上手い。
パス回しが早い。



俺たちが通う高校はサッカーで有名な高校だ。

練習もかなり厳しい。



その中でやってきた先輩達に押し込まれる時間が続いた。







最初は踏ん張っていたが、結局1ー4で負けてしまった。


俺たちが入れた1点は俺のパスから弘樹が決めた一点だけだった。



すると、休憩している時にエースの前田先輩が話しかけて来た。



「やっぱお前上手いな、3年のディフェンス陣でも
お前について行けてなかった。」


「いやいや、まだまだっすよ。

やっぱ先輩達にはまだ叶わなかったです。」



「まだっ…な…お前が3年になったら
とんでもなくなってるかもな。」







「お前が俺の後ろにいてくれたら絶対全国制覇できるよ!」



「そんな事ないです。でも絶対全国制覇しましょう!」



(よしもっとがんばって上手くなってやる!)
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