先生~あなたに届くまで~
3人でその後ろ姿を眺める。
「はぁ゛---!?」
私からは今まで
出したことのない声が出た。
2人はというと
『あはははははは』
と大爆笑。
信じられない。
なぜにあの人に否定されているのだ。
なぜに馴れ馴れしく声をかけるのだ。
「伊原先生って
なかなか話しがわかるわね。」
「うん♪うん♪ほんとにね♪
あ~笑いすぎて顔の筋肉痛い!!」
「2人とも笑いすぎ!!
自分は始業式中にあくびしてたくせに!
何なの!?腹たつな!!」
「怒ってるよ~。。
今日は珍しいこと続きだね~早絵。」
「ほんとにね。
雪音も腹を立てるのね。」
ぽんぽんっと肩を叩かれる。