CANDY POT~キャンディーポット~【完】
「ほら、行くぞー遅刻女!」

「うわっ!?」

朱雀は思いっきり私の腕を掴んでアパートを出た。


もうちょっと、優しくしてくれてもいいじゃない!!



「先に車乗ってて」


「う・・うん」

鍵を渡されて車に乗る。

ただ、それだけの事だけど・・・今日は、とっても嬉しく思えた。


朱雀と一緒にいく同窓会


楽しみすぎて、昨日は全く寝れなかった。


明音や芽依さんと会えると思うと、胸がはずんでしまうんだ。
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