CANDY POT~キャンディーポット~【完】
あと、3日すれば・・・朱雀とずーっと一緒にいられる。


こんなにも、心があったかくなるんだなぁ。


「琴梨、昨日寝てないだろ?」

運転席に座った朱雀が私の顔を見ていった。


「え?・・・そうだけど。クマとか出来てる?」

「クマは大丈夫だけど、顔が疲れてるっぽかったから」

そう言ってエンジンをかけ車を発進させた。



たまーに言う、朱雀の優しい言葉が私の胸をキュンとさせる。



だから、ずーっと一緒にいたい。って思うんだよ?
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