CANDY POT~キャンディーポット~【完】
「ねぇ琴梨」

「ん?」

芽依さんたちが盛り上がっている間に明音が小声で話してきた。

「あたしね、まだ結婚式してないんだ・・・結婚式は絶対に琴梨に来てほしかったから......来てくれる?」


「・・・あたりまえ、無理やりにでも行くよ!」

「ありがとう!それじゃあ、芽依さんを祝いに行こっ!!」

そうして、芽依さんの結婚式が始まった。


明音がいなかったら・・・今頃私は何をしているだろう?


寂しい時、悲しい時、辛い時・・・嬉しい時、楽しい時。



全部...全部を一緒に過ごしてきた心友。



明音には一生かかっても感謝しきれないくらいだよ



大好きだもん!
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