CANDY POT~キャンディーポット~【完】
明音はそそくさと行っちゃったし


我ながら、「そばにいちゃダメですか?」は大胆発言だったかも.....


恥ずかしくなってきた~




「すーすー.....」


「すぐに、助けれなくて・・・ごめんね」


寝ている朱雀の顔の前で小さな声で言った。


それにしても、朱雀がこうなったのは明音のせいだよね!?


明音にはちゃーーんと謝ってもらわないと!!



「なにブツブツ言ってんの?」

「朱雀!?寝てなきゃ!!」


心声が全部漏れてたみたいで、朱雀を起こしちゃった。


そういう朱雀は、私の顔をじろじろと観察対象でもあるかのように見る。
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