CANDY POT~キャンディーポット~【完】
「・・・・――――り!琴梨!!!」
「・・・んっ・・うわぁっ!!」
目の前には明音が凄い形相で私の肩を掴んでいる光景が広がった。
へ?
ここどこ?
広すぎるベッドに広すぎる部屋、豪華な家具・・・・
明音の後ろ側にあるのは.....
ろっ・・露天風呂ーーー!!??
「ちょっと!琴梨っ聞いてんの?」
「あっ!?ごめんごめん」
何で明音・・・怒ってんの?
「琴梨・・・大丈夫?心配したよ~~朱雀クンなんか、大慌てで先生呼んで大変だったんだから!」
「船酔いの朱雀が・・・先生を呼んで、大慌て?」
全く意味が分かんないし、話についていけない・・・・