最低男があたしの彼氏!?

｢あの…後で美優の事…見に行っても…いいですか…?｣
｢えぇ…いらっしゃい｣


そしてあたしは美優の家へ向かった。

｢美優は自分の部屋に寝かせてあるわ｣

そう聞いたあたしは、軽く会釈をし、美優の部屋へ向かった。
ｶﾁｬｯ…

｢…美優?｣

美優の部屋には、美優と峻ｻﾝの写真や、あたしと美優が写ってる写真がたくさん飾られてあった。

ベッドに横たわってる美優は、とても悲しそうな顔をしていた。

｢…美優?手紙ありがとう。あたしも美優が大好きだった。今でも…いつまでも…大好きだから。あたし…美優の分まで生きるから。精一杯生きるから。だから…だから…天国へ行っても…いつでも明るい美優でいてね。あたしが死んだら…また天国で会おうね。あたし…美優の死を無駄にはしない。ちゃんとあたしのパワーとして…美優はあたしの胸の中で…ちゃんと生き続けてるから。また…天国で会いましょう。｣