最低男があたしの彼氏!?

カチャッ
トイレのドアを開けると、そこにはなんと、さっき飲み物売り場にいた男と由梨那がキスをしていた。


「由梨那!?何やってんの!?」
「…ふっ…みゆ…ぅっ…助けっ!!」
「分かった!!なんだか知らないけど…とにかく助ける!!」

そう言ったあたしは、その男の腕を掴み、由梨那から引き離した。

グイッグイッ

「うわ!!こいつ力強っ!!」

グイッ!!

なんか腕が軽くなった…?
と思ったら…優真様!?

「あとは俺がやる。お前はそこにいろ。」
「はっはい!」

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