最低男があたしの彼氏!?
ウチと優真様は、由梨那の話を黙って聞いていた。
由梨那が話終わった後、みんなの間に沈黙がながれる。
その沈黙を破ったのが優真様だった。
「なんでお前、こんな事した?」「…なんでって…由梨那とより戻したかったからに決まってんだろ。」
「なんでより戻したいんだ」
「まだ好きだからだよ」
「…ふざけんな!!!!」
ドカッ
鈍い音がしたと思ったら、優真様がその男を殴っていた。
「!!!!」
優真様!?
「好きなんだったら!!由梨那の好きにさせてやれよ!!力尽くでお前の物になったとしても!!由梨那は幸せにはなれない!好きだったら…相手の幸せを願うんじゃねぇのかよ!!」